2011 年度 NLP インテグラル アソシエーション主催第5期プラクティショナーコースが 9 月 3 日から開講されますが、以下に特別コース関連 FAQ (頻繁に訪ねられる質問) を紹介します。(各リンクをクリックすると、該当の FAQ に進みます。)
Answer 1: NLP インテグラル アソシエーション代表の北岡泰典は、過去に、欧米において NLP 四天王主催の認定コースを受けたときは、ほぼすべて 3 週間 (21 日間) 以上でした。また、すべて、夏季休暇中の集中合宿制コースでした。
北岡が 2001 年に帰国して、認定コースを開講し始めたとき、当時の提携団体からこのコース形態 (特に集中制) は日本の市場には合わないと進言され、本当は 16 日間開催を模索し始めましたが、どうしても、他の団体とのバランスもあるので 12 日間開催としてください、ということでしたので、北岡の認定コースはそれ以降 12 日間開催として定着してきています。
(ちなみに、この提携団体との契約中に、北岡は、過去の北岡自身の信頼関係を元に、ジョン グリンダー氏の NLP 共同創始者としては初めての日本招聘を果たさせていただきました。この団体を通じて、プラクティショナー コースを通算 13 期、マスター プラクティショナー コースを 9 期開講しました。ですので、 NLP インテグラル アソシエーション主催第 5 期プラクティショナー コースは、実質的には、北岡コースとしては第 18 期となります。)
そういうことで、北岡自身は、プラクティショナー コースは、最低でも 12 日間必要と考えています。NLP の学問的な性質上、および、下記のように、抜本的自己変容という目的であれば、どうしてもこの日程が必要となります。
このコースから何を得ることができるか、の質問についてですが、「資格ビジネスのための資格コース」ではなく、あくまでも「認定コース」の意味合いの強い内容とレベルになっているとお答えできるかと思います。(今後は、市場から「資格のための資格コース」は淘汰され、実質的な価値のあるコースだけが残っていくように思われます。)
言い換えれば、過去の身体障害のトラウマ関連の問題を NLP を通じて完全完治させた経験を元に、北岡は、コース参加者に 「変容」、 「気づき」、 「自立」を達成していただけると考えています。ここでの「変容」は、自分自身が求める自分になる、専門的天才になる、ということを、 「気づき」は、自分を客観的に見えるようになる、アイデンティティの拡張ができる、ということを、「自立」は、自分一人で問題解決でき、自分自身のセラピストになる、ということを意味しています。
また、たとえば、プラクティショナー コースで約 44、マスター プラクティショナー コースでも約 44 のテクニック/演習を教えていますが、これらのテクニックは、資格を与える人材を育てるためだけのテクニックではなく、あくまでも、自己変容と「誠実な影響」としての他者誘導のためのテクニックとして教えられています。
さらに、比喩を交えて言うと、人間の意識には、毎日忙殺されている日常生活において使用可能状態になっている、容量が非常に限定されている「RAM メモリ (稼動メモリ)」意識状態と、無意識的に保存される、容量が広大な「ハードディスク メモリ」意識状態がありますが、通常の NLP ワークでは、前者の RAM メモリ意識状態のレベルでの「表面上」の自己変容がなされる傾向が強い一方で、北岡の NLP ワークでは、後者のハードディスク メモリ意識状態のレベルでの「抜本的」な自己変容が達成される可能性がより強くなっていると言うことができます。
Answer 2: NLP インテグラル アソシエーション代表の北岡泰典は、過去、NLP 四天王と呼ばれているジョン グリンダー、リチャード バンドラー、ロバート ディルツ、ジュディス ディロージャ全員から NLP の正式な直伝を受けている唯一の日本人トレーナーです。
また、NLP は、(巷で思われているような) 座学的な左脳的学問でも、(NLP 業界内で信じられていると思われるように) 直感的な体験で終わるべき右脳的学問でもなく、両脳を行き来すべき「全脳的学問」です。このことがわかっていて、かつ実行できる NLP トレーナーの数は世界的にも数が極めて少ないと思われます。
(これは、たとえば、英語版 Wikipedia の「NLP 研究リスト」のページに「過去の欧米の NLP 研究においては、微細な観察力と『名人芸』レベルの技能を備えた NLP 実践家が実験に参加したケースが少ないので、信頼できる NLP に関する学術的文献が少くなってしまっている」という意味合いの記載がありますが、このレベルの NLP トレーナーは非常に少ないという意味です。)
北岡自身、四天王クラスの極めて卓越したトレーナーであるとは主張したことは一度もありませんが、少なくとも「全脳的トレーナー」と主張できるだけのワークを国内で提供してきているという自負があります。
このことに関連して、北岡は、「全脳的コミュニケーション」の結果としての左脳的解説を、メルマガ等の文面で伝えてきていますが、それに対応する右脳的体感は、必然的に、文面では伝えることはできず、それは、実際の北岡のワークに実際に接することで初めて体感できるようになっています。ですので、北岡のワークを、文面からだけ判断して、左脳的と見なすのは、的を射ていません。
Answer 3: 現在、コース用に以下の特別参加費割引制度を設けています。ご希望の方は別途お問いあわせください。
Answer 4: FAQ 2 で述べたように、北岡は「全脳学習式 NLP」を教えてきています。また、本来の NLP である「コンテントフリー」の方法論を教えてきています。
特に、「コンテントフリー (内容とは無関係)」とは、ファシリテータ (セッションを施す、NLP トレーナー、コーチ、カウンセラー、コンサルタント等の総称です) がクライアントに演習の手順 (数学でいう公式) だけをクライントに指示して、どのような具体的な体験をしているか (数学でいえば、公式にどのような具体的な数字を当てはめているか) については、いっさい関知しない方法論のことです。
このことによって、1) 問題の内容に踏み込まないので、クライアント側の負担が少ない、2) ファシリテータ側からの押し付けのない、クライアント自身の解決法が導き出される、3) 問題解決までの時間が短くてすむ、4) ファシリテータは、クライアントからの否定的なエネルギーはもらわない、等といった利点がある、「マジカルな」と形容できる結果が達成できます。
さらに、北岡のコースに編入者として参加することで、さらなる「独立自立支援学習」の機会ともなります。
これは、北岡自身、社会人になって、ほぼ全期間、「フリーランス」として生きてきていて、フリーランスとして生きるための「SRCF/C (状態管理・ラポール・カリブレーション・柔軟性/首尾一貫性) 」 の技能一式とノウハウを、そのようなノウハウを求めている方々に、有形無形の形で、伝授することができる、という意味です。
本コースへの編入に興味がある方には、特別編入参加費割引の特典を提供させていただいています。ご希望の方は別途お問いあわせください。
Answer 5: 確かに、北岡は、四天王という NLP の「ルーツ」 (あるいは、「オリジナル」) に近いという意味で、「クラシック」の NLP を教えてきているという見方もありますが、2001 年にディルとディロージャが主催するカリフォルニアの NLP ユニバーシティで学んだ NLP テクニックも紹介してきています。さらに、2005 年以降は、ジョン グリンダー氏直伝の NEW コード NLP を、ほぼ独占状態の形で日本の市場に紹介してきてもいます。
このことに関しては、ある方に、「私自身、周りに『35 年も前に始まった NLP はもう古い。私が今実践している方法論の方が新しい』と言っている人が多かったので、NLP を学んでもあまり意味はない、と思い込んでいましたが、北岡先生のエリクソン催眠ワークや資格コースを受けてみて、これらの人々の意見は間違っていた、ということが実感できました」とコメントをいただいたことがあります。
さらに、この方は、「北岡先生の NLP に出会う前は、オリジナルの NLP よりも、それを開発発展させた『派生 NLP』の方が進化していて、オリジナルよりも優れていると思っていましたが、先生の NLP に出会って、この考え方も間違っていたことを知りました」とおっしゃいました。北岡は、「逆に、すべての『派生 NLP』は、『オリジナル NLP』の『希釈バージョン』です」と訂正させていただきました。
この「事実」は、1975 年の NLP 創始から 1980 年くらいまでの四天王のワークを詳細に (できれば原書で) 研究すれば、それ以降のすべての NLP ワークは、この 5 年間に開発された NLP 体系の「焼き直し」、または単なる「応用」にすぎないことが確認されることで、確かめられえます。
Answer 5: 今後の NLP インテグラルアソシエーション認定の資格コースは、北岡と NLP インテグラルアソシエーション認定のトレーナーその他との共同講義となります。 (大部分の講義時間は北岡が担当しますが、一部の演習は、認定トレーナーによって担当されるものとします。)
今後、北岡が開講する認定コース自体の数が限られてくる可能性もありますので、北岡独自の「全脳学習式 NLP」および「コンテントフリー NLP」を身につけたい方には、ぜひ本コースへの参加をお勧めします。