椎名雄一 NLPインテグラルアソシエーション代表取締役 NLPトレーナー - NLPインテグラルアソシエーション
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転職、理想の仕事、、そして
椎名先生の診療を受けたのは、転職がきっかけである。
システムエンジニアとして遮二無二仕事してきた男が、
転職によって環境が代わり、すぽりと何かが抜けたようになって、
突如自身の人生に全く意味を感じられなくなったのだ。
職場の環境がギスギスしていたわけでも、いきなりきつい仕事を
与えられたわけでもなかった。
給与は前の会社の倍、バラ色の転職である。
しかし、業務がさっぱり判らない、会社にいっさい貢献できない、
そのプレッシャーが、私に目に見えぬ斧を打ち込むような深甚な
衝撃をもたらした--。私は業務が見えなくなると同時に、
自身の存在意義すら見失ってしまったのだ。
自分がこの世で最も無価値な人間に思えてきた。
死と隣りあわせで、何もできない日々、、
自殺を頻繁に考える日々。死が怖くて眠れず、生きている時間が
惜しいので、夜中の二時、三時まで哲学書を読んでいる。
それでいて、翌朝は六時前にはっきり目が覚め、家を出るまで結局
眠れない。常に起きて何かしら活動してないといてもたっても
いられないのだが、実質的に、何もやっていないに等しい。
ただただあわててうろうろしているだけ。今を生きている実感がない。
どこか遠くへ行ってしまいたいと思う。
不安と焦燥とで何も手につかない。
いろいろな人に悩みを打ち明けるのだが、
「やりがいがあって給料もいい、最高じゃないか!」と
みな一様に変な顔をする。
精神科の言葉の刃
私は精神科のクリニックにかけこんで診断を請うたが、医師は
その温厚さを崩さないまま、酷烈な言葉の刃で私の心を一刺しした。
「それは鬱ではない、鬱の人というのは悩みを知り合いに
打ち明けたりはしません。自分自身の中にこもります。
それは最初の挫折ですね。思春期にそういう問題はちゃんと
悩んでおかないとね......」
(医師は鉄仮面のように無表情であったが、私はその厚めの唇の裏に
憐笑が透けて見えたように思えた。)
「悩みのない今までが異常だったのです。
悩みのない人間なんていないんですよ!そんな会社辞めちゃいなさい、
世捨て人になってお寺の修行僧になったって生きていけるんだから」
この時点から「おれは異常だ」という強迫観念が意識にへばりつき、
私は現実生活に支障を来し始めた。電車を乗り過ごしたり、
行き先の自覚もないまま意味もなくあちこちうろうろしたりした。
人の話、読む書物、見る映画はすべて私の意識の表皮をうわすべり
してすり抜け、奥に引っ込んだ意識とは直接の接点を持たなくなった。
最悪の状態からの回復
この最悪の状態で、私は椎名さんの診療所の門を叩いたのだ。
椎名さんももとSEであり、燃え尽き症候群で閉じこもりの鬱状態に
なったという告白が、私の強烈な共感を誘い、私は夢中になって
思いの丈をぶちまけた。
初対面であるにもかかわらず、椎名さんは私の話に非常に深い理解を
示してくれた。椎名さんは深い意識と無意識の相克、離反が、
今の状態を作り出していることを解説した。
椎名さんに理想の人生を活写するように求められたとき、
私はエンジニアでいながら、高校時代から実は作家になりたいと
ずっと思ってきたことを不意に思い出した。
小説を書こう書こうと思いながらエンジニアとしての人生に流され、
さっぱり書いてこれなかったのだ。
椎名さんは「目的としての仕事、手段としての仕事」という対立を呈示し、
私に作家になること目標におくことを強く薦めた。
論理的に実現可能かどうかを検討する必要はない。
ただ、自分がなりたい作家像を綿密に思い描き、強く願うだけでいい。
日々の生活をすべて取材する、というアドバイスをいただき、小説を
書き始めた私は、今まで空転していた頭脳が徐々に落ち着きを取り
戻すのを感じた。
頭が下がるのは、次の回のセラピーまでの短い期間に、椎名さんは
現代の作家という存在がどういうものかということを取材まで
してきてくれたのだ。
そして私の書いた小説を読んでいただいたばかりか、
私の図々しいお願いに誠実に対応して、椎名さんの知人の方に
私の作品を回覧することまでしていただいた。全く感謝に堪えない。
落ち込んだり浮かび上がったりを繰り返しはしたものの、
計四度のセラピーで、気づかないうちに私の生活は収束していった。
いま自分が椎名さんに書き送ったメールを読んでみると、
死まで考えていたことがどうしても信じられない。
このサイトを見てセラピーを受けるかどうか迷われている方には、
一度セラピールームを訪れてみることを強くおすすめしたい。
負の妄想に挟まれて、、
長年の親友に理由もわからぬまま無視され、
24時間そのことが頭から離れず、
何をやっていても明るく笑えない状態。
これが4年間続きました。
人を恨んだり呪ったりしたくないという正の気持ちと、
相手に復讐したいとい うドロドロした 負の妄想に挟まれ、
心が壊れないようにギリギリで踏んばるのがやっとでした。
催眠療法、占い、心療内科といろんなことを試しました。
しかし、どれも私を救うことはできなかったのです。
セラピーで何がおきたのか?!
では、椎名さんのカウンセリングで何が起きたのか?
正直に言うと、まったくわかりません。
一回目のカウンセリング直後のメモには
「何も変わらない...というより悪化?夢を見て辛い。
絶望感。何をやってもダ メなのか?」 とあります。
なのにその翌週、2回目のカウンセリング前に書いたメモでは
こうです。
「もう一歩、もう一息という感じ。
ドロドロした気持ちが完全になくなったわけ ではないが、
薄い壁一枚。子供や夫との幸せなはずの時間をなんとムダに
したんだろう」
この5、6日の間に、私の心に何がどういうふうに作用したのか、
具体的に答えることができません。
ただ、しずかに、でも確実に何かが動きはじめた感じがしていました。
一番幸せなはずの妊娠、出産の時期を、赤ちゃんや家庭のことよりも
・今思えば・くだらないことに取り憑かれて過ごしてしまったこと、
心からばかばかしく感じています。
(あえて「後悔」という言葉は使いません)
ほんの1か月前まで、ちょっと気を緩めると涙がでてしょうがない
程に追い詰められていた私が、今は道を歩きながらわけもなく
笑ってしまったりします。
つらい四年間がようやく【人生の宝物】に
前よりも息子が愛おしく感じられ、夫にも卑屈にならず優しく
できるようになり 、 そして何より、昔のように自分が好きだと
思えるようになりました。
今、「辛い4年間だったけれど、それがあったから、これからの人生
もっと楽しなる」と 確信しています。
